有安杏果と普通の女の子について
有安杏果は私がいちばん最初に好きになったアイドルだったしそれから6年ちょっとの間ほぼほぼ在宅だったけどずっといちばんだった。
辞める理由を考えて、考えて、やっと、ひとつの結果に対応するひとつ限りの要因なんてないんだな、というとこに落ち着いた。
これから"普通の女の子"の話をするが、有安杏果が吐き出した「疲れた」には、普通の女の子になれなかった悲哀やアイドルとして求められることへの負担だけでは表しきれない、様々な感情が含まれるのだろう。
アイドルじゃなくてアーティストになりたかっただなんて、それも事実のひとつではあろうけれども、そんな二極的単純な話には収めきることはできないと思うし、本人にも割りきれるのかどうかわからない。
その上で、それでも私は、"普通の女の子"になりたい有安杏果と"普通の女の子"でありながら"普通の女の子"ではないももいろクローバーZの話をする。
書きたいことを書いたので特にまとまってはいません。
恋愛シグナルを発する演出の脱恋愛化を図る百合
(『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』5話)
なんか地味~~に『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』のこのカットがグッときたんですよね。
だってご覧よ。
王道じゃないですか。
お祭り、浴衣、穴場から仰ぐ花火、微妙に近いふたりの距離、そして、そっと手を取り合う。
何万回少女漫画で繰り返されたよ。
もはやベタすぎて少女漫画でもさすがにもっとひねるわ。