青い月のためいき

百合とかBLとか非異性愛とかジェンダーとか社会を考えるオタク

『青野くんに触りたいから死にたい』と救済の距離

 web拍手をいただきました。*1
 文学フリマ東京42にて販売した同人誌『女の子は運命に抗えるか』をさっそくお読みいただいたようで、とても嬉しいです。ありがとうございました。

2026/5/4 文学フリマ東京42②出店情報 南W-08『女の子は運命に抗えるか』 - 青い月のためいき

 普段は拍手でリクエストをいただいても自分の中に語るべき言葉がない等の理由でお応えできないのですが、今回のは言葉があったのでやってみます。
 この記事は同人誌を読んでいたらより楽しめると思いますが、読んでなくてもわかるようになっています。

文フリにて「女の子は運命に抗えるか」を迎えさせていただきました。まだ4章を終えたばかりで、本文で拝見していない作品が増えてきたため、作品紹介を参照しながら一旦作品を確認しているところです。途中で送るのは恐縮ですが、現時点でも非常に読み応えがあり、今後も大切に読ませていただく所存です。本にしてくださり、本当にありがとうございます。
作品紹介一覧を見ていて、今年完結した漫画「青野くんに触りたいから死にたい」椎名うみ著はどれに該当するのかとても気になっています。主体を相手に委ねてしまう危うさ、個人の気持ちが強く影響するホラーの世界、これもある種の救済ものか?と考える同時に、救済が決別を意味する構造は、フェミニズムの観点で見解が聞いてみたいと思った次第でした。もしよろしければご検討いただけると幸いです*2

 青野くん×救済もの!
 正直本で書こうか迷っていた題材でした。
 フェミニズムの観点から語れるかはともかく……。

 完結した今思うのは、『青野くん』は「ポスト救済もの」ド真ん中の作品だということです。同人誌で扱えなかった理由は、章を書いてたのが本作完結前だったからと、結末によっていかようにも語り方が変わってしまう作品だと思ったからです。
 完結したのでそういえばやっと語れるなと。

*1:web拍手とは、このブログ記事の上下に配置している「拍手」のことです。

*2:拍手をくれた方へ、本当に嬉しいお言葉ありがとうございます! マイナー作品も多数取り上げたのでできるだけ見たり読んだりしなくても大丈夫なように頑張ったつもりですが、 取り上げた作品まで確認してくれるなんてファン冥利につきます。コメントの公開が本意でなかったらお手数ですがご連絡ください。取り下げます。

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文学フリマ東京42ありがとうございました。

 2026/5/4、文学フリマ東京にサークル参加しました。
 お立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました!

 初出店。
 諸々トラブルありましたが無事終えることができました。
 (特に既刊を家に置いてきたのは痛かった)

 書いた成果物について色々言い訳したい気持ちはあるがぐっと堪えてとりあえず、初めてのイベントでここまで書いてここまで準備して試行錯誤を結実させた自分の頑張りを認めようと思います。
 お疲れ様でした。

2026/5/4 文学フリマ東京42出店情報 南W-08『女の子は運命に抗えるか』 - 青い月のためいき


 以下所感。

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2026/5/4 文学フリマ東京42②出店情報 南W-08『女の子は運命に抗えるか』

  • 新刊
    • 内容
    • 目次
    • 取り扱い作品
    • 各章紹介
      • 第一章 前世ものに見る運命 少女漫画は運命を受容する
      • 第二章 恋愛と運命――運命下での自立を模索
      • 第三章 運命からの解放
      • コラム 労働と運命解放の歴史
      • コラム ななせ悠作品における運命と解放
      • 第四章 救済ものの変遷 運命下での自立戦略とその終焉
      • 補論 ポストフェミニズムと救済もの 仕事と家庭の両立問題
      • コラム 『スキップとローファー』におけるポストフェミニズムとポストLGBTQ
      • 第五章 新自由主義と運命解放希求 対幻想の崩壊と、それに代わる自由と主体の獲得
      • 第六章 ももクロと有安杏果 新自由主義下の絶望と希望
      • 第七章 『ちはやふる』と運命 新自由主義的解放の先
      • 終章 女の子は運命に抗えるか
  • 既刊
  • イベント
  • 文学フリマWebカタログ
  • 筆者について
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2026/5/4 文学フリマ東京42に評論カテゴリで出店します①

気づけばブログをほとんど更新していなかったのですが3ヶ月後の文学フリマに出ます!
というかこれを書いていたため更新できませんでした。
他にも原因はありますが。

申込みジャンルは「評論・研究|アニメ・マンガ・ゲーム」。

内容は主に1990年代~2010年代の少女漫画批評(11万字)です。
少女漫画だけではなく、他漫画、百合、BL、アニメ、ドラマ等幅広く扱います。

・少女漫画育ち
・アラサー、アラフォー世代
・オタク
・長文好き、批評好き

全部に当てはまるならきっと面白がれる本です。

・フェミニズム
・新自由主義
・ポストフェミニズム
・セクシュアリティ、ジェンダー批評

このあたりの話が好きな人も読めるはず。
やりましょう。批評を。

イベント

2026/5/4(月祝)
文学フリマ東京42
場所:東京ビッグサイト 南1-4ホール

内容

タイトル  :女の子は運命に抗えるか? 少女漫画を中心とするヒロイン表象
予定サイズ :A5 130pくらい
予定金額  :1000円〜1500円の間くらい

取り扱い作品

太字:メインで論じているもの 細字:ちょっとだけ言及してるもの 薄字:名前を出してるだけのもの

【漫画】ベルサイユのばら[1972~1973](作:池田理代子/集英社)
【漫画】はみだしっ子[1975~1981](作:三原順/白泉社)
【漫画】風と木の詩[1976~1984](作:竹宮惠子/小学館)
【漫画】BANANA FISH[1985~1994](作:吉田秋生/小学館)
【漫画】イティハーサ[1986~1997](作:水樹和佳/集英社)
【漫画】ぼくの地球を守って[1987~1994](作:日渡早紀/白泉社)
【漫画】花より男子[1992~2004](作:神尾葉子/集英社)
【漫画】この手をはなさない[1993~1994](作:小花美穂/集英社)
【漫画】こどものおもちゃ[1994~1998](作:小花美穂/集英社)
【漫画】天使禁猟区[1994~2000](作:由貴香織里/白泉社)
【漫画】密・リターンズ![1995~1996](作:八神健/集英社)
【漫画】彼氏彼女の事情[1995~2005](作:津田雅美/白泉社)
【漫画】妖しのセレス[1996~2000](作:渡瀬悠宇/小学館)
【漫画】ZERO[1996~2005](作:やまざき貴子/白泉社)
【漫画】フルーツバスケット[1998~2006](作:高屋奈月/白泉社)
【漫画】パートナー[1999~2000](作:小花美穂/集英社)
【漫画】NANA[2000~](作:矢沢あい/集英社)
【漫画】アンダンテ[2001~2002](作:小花美穂/集英社)
【漫画】7SEEDS[2001~2017](作:田村由美/小学館)
【漫画】僕等がいた[2002~2012](作:小畑友紀/小学館)
【漫画】学園アリス[2002~2013](作:樋口橘/白泉社)
【TVアニメ】ファンタジックチルドレン[2004~2005](監督:なかむらたかし 脚本:なかむらたかし、三井秀樹)
【漫画、映画】窮鼠はチーズの夢を見る 俎上の鯉は二度跳ねる[2004~2009][映画20020](作:水城せとな/小学館)(監督:行定勲 脚本:堀泉杏)
【漫画】Honey Bitter[2004~2018](作:小花美穂/集英社)
【小説】花まんま[2005](作:朱川湊人/文藝春秋)
【漫画】少女ファイト[2006~](作:日本橋ヨヲコ/講談社)
【漫画】NGライフ[2006~2009](作:草凪みずほ/白泉社)
【漫画】羣青[2007~2012](作:中村珍/講談社、小学館)
【漫画】ちはやふる[2007~2022](作:末次由紀/講談社)
【漫画】ボクラノキセキ[2007~](作:久米田夏緒/一迅社)
【漫画】Piece[2008~2013](作:芦原妃名子/小学館)
【漫画】となりの怪物くん[2008~2013](作:ろびこ/講談社)
【漫画】オハナホロホロ[2008~2013](作:鳥野しの/祥伝社)
【漫画、ドラマ】失恋ショコラティエ[2008~2014][ドラマ2014](作:水城せとな/小学館)(脚本:安達奈緒子、越川美埜子 演出:松山博昭、宮木正悟、関野宗紀、品田俊介、小原一隆)
【アイドル】ももいろクローバーZ[2008~]
【漫画】妖狐×僕SS[2009~2014](作:藤原ここあ/スクウェア・エニックス)
【漫画】脳内ポイズンベリー[2009~2015](作:水城せとな/集英社)
【漫画】Deep Clear[2010](作:小花美穂/集英社)
【漫画】あさひなぐ[2011~2020](作:こざき亜衣/小学館)
【映画】あの娘が海辺で踊ってる[2012](監督:山戸結希)
【漫画】スピリットサークル[2012~2016](作:水上悟志/少年画報社)
【漫画】逃げるは恥だが役に立つ[2012~2020](海野つなみ/講談社)
【小説】未完成[2014](作:凪良ゆう/プランタン出版)(旧版2009、白泉社)
【小説】365+1[2014](作:凪良ゆう/プランタン出版)
【漫画】懲役339年[2014~2015](作:伊勢ともか/小学館)
【漫画】凪のお暇[2016~2025](作:コナリミサト/秋田書店)
【漫画】世界で一番、俺が◯◯[2016~](作:水城せとな/講談社)
【漫画】メタモルフォーゼの縁側[2017~2020](作:鶴谷香央理/KADOKAWA)
【漫画】違国日記[2017~2023](作:ヤマシタトモコ/祥伝社)
【TVアニメ】ひそねとまそたん[2018](総監督:樋口真嗣 シリーズ構成:岡田麿里)
【TVアニメ】ゾンビランドサガ[2018](監督:境宗久 シリーズ構成:村越繁)
【漫画】かけおちガール[2018~2020](作:ばったん/講談社)
【漫画】夢の端々[2018~2020](作:須藤佑実/祥伝社)
【漫画】スキップとローファー[2018~](作:高松美咲/講談社)
【小説】流浪の月[2019](作:凪良ゆう/東京創元社)
【漫画】マイ・ブロークン・マリコ[2019](作:平庫ワカ/KADOKAWA)
【映画】離ればなれの花々へ[2019](映画『21世紀の女の子』監督:山戸結希)
【小説、ドラマ】コールミー・バイ・ノーネーム[2019][ドラマ2025](作:斜線堂有紀/星海社)(監督:枝優花 脚本:松ケ迫美貴)
【漫画】魔女の村[2019~2020](作:山内尚/秋田書店)
【小説、ドラマ】燕は戻ってこない[2019~2021][ドラマ2024](原作:桐野夏生/集英社)(脚本:長田育恵 演出:田中健二、山戸結希、北野隆)
【漫画】おとなになっても[2019~2023](作:志村貴子/講談社)
【漫画】明日、私は誰かのカノジョ[2019~2024](作:をのひなお/Cygames)
【漫画】初×婚[2019~2025](作:黒崎みのり/集英社)
【アーティスト】有安杏果[2019~]
【小説】推し、燃ゆ[2020](作:宇佐見りん/河出書房新社)
【漫画】三日月とネコ[2020~2021](作:ウオズミアミ/集英社)
【漫画】女ともだちと結婚してみた[2020~2023](作:雨水汐/一迅社)
【漫画】海が走るエンドロール[2020~](作:たらちねジョン/秋田書店)
【漫画】悪役令嬢と愛のためならなんでもする女[2021](作:姉井戸/KADOKAWA)
【読切漫画】その日に残るかけらのために[2021](作:ななせ悠/集英社)
【漫画】マダムたちのルームシェア[2021~](作:seko koseko/KADOKAWA)
【漫画】作りたい女と食べたい女[2021~](作:ゆざきさかおみ/KADOKAWA)
【漫画】あのこの子ども[2021~2024](作:蒼井まもる/講談社)
【ドラマ】恋せぬふたり[2022](脚本:吉田恵里香 演出:野口雄大、押田友太、土井祥平)
【小説】汝、星のごとく[2022](作:凪良ゆう/講談社)
【漫画】はなものがたり[2022~2023](作:schwinn/KADOKAWA)
【漫画】冷たくて柔らか[2022~](作:ウオズミアミ/集英社)
【漫画】零れるよるに[2022~](作:有賀リエ/講談社)
【漫画】MAMAMATCH[2023](作:末次由紀/講談社)
【漫画】噓つき花嫁と同性結婚論[2023~2024](作:コダマナオコ/一迅社)
【漫画】ちはやふるplus きみがため[2023~](作:末次由紀/講談社)
【漫画】バカ女26時[2023~](原作:遠野めざ、作画:彩乃浦助/集英社)
【読切漫画】続く道 花の跡[2023](作:ななせ悠/集英社)
【漫画】タイムマシンはお呼びでない![2024](作:ななせ悠/KADOKAWA)
【読切漫画】きみのことがだいすき[2024](作:木村恭子/集英社)
【配信】No No Girls[2024]
【漫画】平成敗残兵☆すみれちゃん[2024~](作:里見U/講談社)
【ドラマ】小さい頃は、神様がいて[2025](脚本:岡田惠和 演出:酒井麻衣、佐伯竜一、相沢秀幸)
【読切漫画】さいかい[2025](作:須藤碧/講談社)

このブログの目次

koorusuna.hatenablog.jp

別サイト:感想ブログ

真昼の淡い微熱

Twitter

@WP_sophia
ほぼ稼働していないアカウントだけど文フリが近づいたらリアルタイム状況などなにかしら情報を発信する予定。

雑感

最初はブログまとめ本を出すつもりだったんです。
お気に入り記事を何本かまとめて、加筆修正して……。
なのに気づけばほぼほぼ書き下ろしとなってしまいました。
いくつかの記事はブログ再録です。結局大幅加筆修正してますが。

取り扱い作品、多いです。
わかってます。絞れよと。
無理でした。実はこのブログではいつものことです。
時代の空気を感じてもらえれば嬉しいです。

原稿は9割完成したのでトラブルなければ出るはず。
具体的な内容については少しずつ出していきます。

【ライブレポ・感想】あまのはつむぎ~新居昭乃・やなぎなぎ ふたりライブ~

2024/12/29
渋谷WWW X 開演18:00

 昭乃ファンなので、やなぎなぎさんのセットリストは聞きかじり情報。
 チケットが争奪戦だったらしくて、次はもっと大きな会場でやってほしい。
 ライブが終わって真っ先に思った感情は「毎年やってほしい!」でした。
 毎年やってほしい……。

 事前に知っているやなぎなぎさんの曲は『Folklore』『Sunday』『アクアテラリウム』と、『Partie de ton monde』が収録されたアルバム・ホワイトキューブの曲だけ。(追記:『三つ葉の結びめ』も知ってた)
 最初のMCでの「昭乃さんオタクのやなぎなぎです」って自己紹介で全昭乃オタクへの掴みは完璧でした。
 昭乃さんの曲をやなぎなぎさんが選曲して、なぎさんの曲を昭乃さんが選曲したらしい。(なぎさんは最初悩んで絞った結果2daysできるくらい曲を挙げてきたらしい)

 以下、曲感想。カッコは名義と収録。(やなぎなぎさんのものに誤りがあったらごめんなさい)
 昭乃さんのライブレポをブログに書く行為が久々すぎて、このブログにupするのは初めて。

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